top協議会ニュース2014年度第2回会議 (2014.9.8)
 
突哨山運営協議会ニュース

突哨山運営協議会 2014年度 第2回協議会議事録
平成26年9月8日(月) 18:30〜21:00  職員会館
 

第2回運営協議会では以下の事項の活動報告と議案について検討、確認されました。

1.報告事項
打ち合わせと作業報告/主催・共催
※主催等の表記のないのは「運営協議会」が実施
・6月28日、29日 みどりの回廊展(もりねっと、突哨山運営協議会)
・6月30日 三角点分岐の階段修復(もりねっと)
・7月4日 標高243mの草刈り
・7月7日 カタクリ広場のゴミ片づけ(もりねっと)
・7月19日、8月2日 コウモリ観察会(オサラッペ・コウモリ研究所)
・7月20日、8月17日 野の花観察会(野の花グループ)
・8月6日 親子の森遊び・参加者12名(子ども7名)(もりねっと)
・8月18日〜22日 間伐作業(もりねっと)
・8月25日 ぴぴの路、植生調査
・8月26日、29日 近文第二小学校の活動(近文第二小学校、もりねっと)
・8月28日 突哨山運営協議会役員会・腕章の件で打ち合わせ
・8月29日 ツアー会社の下見・教育旅行について(もりねっと対応)
       ※発行は旭川市経済観光部観光課
・春先:墓石の破片が村上山公園口周辺に投棄されていた。

2.協議事項
1、運営委員がつける腕章について
2、人工林間伐について

〇イベント予定・告知
〇次回協議会日程

1−1、ぴぴの路の植生調査報告(夏)

調査日時:2014年8月25日(土)
調査員:澤田、桐、木村、黒瀬、舟橋、植西、平野、中瀬、清水
調査場所:カラマツプロットの林縁部1ヵ所(番号:P1)、林内1ヵ所(番号:P2)。
調査目的:今後行われる町民参加型間伐の前にプロット内の植生を把握し間伐後の変化と比較、考察するため。
調査方法:林縁部1ヵ所、林内1ヵ所、計2ヵ所に2m×2mのプロットを設置。プロット内のカタクリ有花、単葉数を計測、その他の植生も目視で確認し記録する。
調査項目:木本・草本ともに種名、被度、群度。
     被度、群度についてはブラウン−ブランケ法を用いた目視による計測。

プロット設定場所と写真

芽が出たばかりのトドマツの稚樹を新しく3本確認しました。前回はコマユミとツリバナに分けていましたが、いずれも小さく同定が難しいので、ニシキギ科に統一し様子を観察することにしました。
↓5月の様子 ↓8月の様子
春は同定できない種が3種ありましたが、今回でわかりました。
不明種@はハリギリ、Aはノリウツギ、Bはナナカマドということがわかりました。
草本は今回も見つかりませんでした。
↓5月の様子 ↓8月の様子


2−1、運営委員がつける腕章について
普段の散策時や観察会、調査、案内をする際に運営委員から来訪者へ声をかけやすくするため、何か目印となるものが必要だと意見がありました。
役員会では、「腕章」について検討しました。
この腕章は、運営委員が入山の際に装着し来訪者にわかるようにします。
腕章に入れる文字は、役員会では「案内人」がいいのではと結論に至り、協議会でさらに検討され決定しました。

●腕章
タイプ:差し込み腕章(入れる文字はその都度交換できる)
    ゴムを使用し、腕章がずれにくいもの。
カラー:緑。
枚数:25枚(運営委員全員分)+5枚(もりねっとスタッフ分)
費用は、突哨山運営協議会と突哨山と身近な自然を考える会で折半し、もりねっとのスタッフ分はもりねっとが持つことになりました。
また、腕章のタイプは事務局で再度検討することになりました。

下図は安価なタイプ
↓装着した様子
↓差し込み文の案(ワードのグリッド線は入らない)


2−2、人工林間伐について

8月18日から人工林の間伐がはじまりました。およそ2.4haを間伐対象として作業しています。市町村境界がはしる稜線上の人工林ですので、明確な境界を除いて、大半は遊歩道を森林管理区分の境界とみなして作業しています(別紙参照)。
 間伐対象区は「混交林誘導区」に設定し、取り扱いに適した作業を行います。

「混交林誘導区の設定や取り扱い」
★目標林形
  過密人工林の現状を改善しながら、広葉樹天然更新を活かして混交林に誘導します。広葉樹の更新が優良な場所、危険木が多く発生する場所など局所的な状況に応じて、優先順位をつけた取り扱いをします。

★作業について
範囲に生える樹木の本数の30%を目安として伐採していきます。また、すでに生えている広葉樹は、作業に影響がでる場合を除き、優先的に残して生長を促進させます。
伐採後の処理は、枝払い、玉切りをしたのち、景観に配慮して林内に集約する、もしくは搬出するなどの作業を行い、伐採後の材が遊歩道付近に目立たないような処理をします。

協議会で出た意見
 ・実際は間伐というよりも「受光伐」に近い作業をしているので名前を
「人工林の間伐(受光伐)」という表記にしてはどうか。
・これまで伐採木は遊歩道から離れた場所に放置してきたが、今後も相当な量になることから、その処理を利用も含めて検討する必要がある。労力と時間のかかる搬出はコスト面から現状では無理であるが、今後市とも検討が必要になるのではないか。
・間伐前後の違いを分かりやすくするために定点写真を撮っておく必要があ
るのではないか。また、今後間伐前後の動物の調査もあった方が良い。


イベント予定、告知
・野の花観察会:9月14日(日)午前10時〜午後2時予定
        集合場所:突哨山駐車場
・人工林間伐期間:9月〜3月(※11月には終了予定)
・比布町側の間伐体験:3月から4月の予定。
・芋煮会:11月予定。
・間伐体験〜クリスマスツリーのおすそわけ〜:12月7日(日)

●次回協議会⇒12月8日(月)18:00〜19:00.その後忘年会。
場所、自由軒(予定)


報告事項の写真一覧(主なものを掲載)
6月30日、階段修繕前後 7月7日、ゴミ片づけ
7月19日、コウモリ観察会 8月6日、親子森遊び
8月25日、ぴぴの路植生調査 8月29日、近二小の活動
8月29日、ツアー会社の下見・教育旅行について
 
top協議会ニュース2014年度第2回会議 (2014.9.8)
〒070-8033北海道旭川市神居町雨紛380-3 TEL:0166-60-2420 / FAX:0166-60-2421  mail : ask@morinet-h.org
Copylight 2009 Shinrin Saisei Network Hokkaido All Right Reserved.home
このページは突哨山指定管理者の「NPO法人 もりねっと北海道」が作成・管理しています